
参照:MSN
釣りで大物といえば、マグロが相場だが、米フロリダ州ではとんでもない“大物”が網にかかった。同州セントピーターズバーグに住む男性漁師が仕留めた獲物は、ナント「空対空誘導ミサイル」。AFP通信などが11日までに伝えた。釣った男性は船にミサイルを積み、その後も10日間、漁を続けて港に戻ったが、腐食したミサイルは、いつ爆発してもおかしくない“生きた状態”だったという。
地元警察当局によると、ミサイルを釣った男性は商業漁業者、米フロリダ州セントピーターズバーグのロドニー・サロモンさん(37)。同州パナマ市から約80キロ沖合のメキシコ湾内で、仕掛けた網にミサイルがかかったという。現地時間9日に明らかにした。
メキシコ湾ではマグロ、鯛、スズキ、エビなどの漁が盛ん。日本へも輸出されているが、さすがにミサイルはノーサンキューだ。それでも、サロモンさんは、パニックになることなく、船にミサイルを積み込んで、その後も10日間、漁を続けて港に戻った。
ミサイルは、地元軍基地の爆弾処理班が迅速に解体。長さ約2.4メートルで、海水によって激しく腐食し、非常に不安定ながらも“生きた状態”。いつ何時爆発してもおかしくなかった。すなわち“新鮮”だった。
エグリン空軍基地のスポークスマンによると、このミサイルは、2004年8月16日、パナマ市ティンダル基地の第53武器評価群の演習中にF15戦闘機から発射されたサイドワインダー(AIM−9ミサイル)だった。
サイドワインダーは1940年代末の開発開始以来、改良を重ねられており、今回網に掛かったタイプが何かは明らかになっていないが、近代版の重さは82〜87キロ、1発の値段は約1000万円と伝えられている。
サロモンさんは地元メディアに「雷雨に遭ったときも(ミサイルを)船の屋根部分に縛っていたよ」とクールに話し、危険な状態にもかかわらず、「怖くはなかったよ。なんで怖がらないといけないんだい?」と胸を張った(内心はともかく…)。
ちなみにサロモンさん、爆弾処理班にミサイルの安全が確保されたら、「記念品として持っていていいか?」とたずねたが、要求は拒否されてしまった。魚拓ならぬ“ミサイル拓”はかなわなかった。






